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2013年4月21日日曜日

小島さんインタビュー、JAWSをどう設計し、そして次の手は [[JAWS DAYS 2013 Araki room]] #jawsug

2013年春、東京ビッグサイトへ集結せよ!という掛け声で、3月の15日、16日の二日間アマゾンウェブサービスのユーザグループであるJAWS-US (Japan AWS User Group)が全国から一同に会してユーザカンファレンスを行いました。当日のタイムスケジュール、資料、動画はこちらから参照できます。

荒木が進行した「荒木の部屋・AWSサポート出張所(松井の部屋)」についてはUstream中継の記録がいつでもご覧いただけます。本記事はそこでの会話内容、プレゼンテーション内容を元にしています。一連の記事はこちらで順次追加公開していきます。

JAWS-UGはこの人からはじまった!という小島さんの登場です(Youtube)

小島さんの「日本のAWSは個人名を知られてる人が多いんですが、最近ボクのことを知らない人が多いんじゃないですか」「実は3年前一人だけだったんですが」という一言からはじまりました。

当時は今でいう都市伝説が多く、組織がなく、パートナーがゼロ。データセンタが日本にないのもアカンとよばれていました。

そんな状況なか考えた戦略はビジネスのベースを支えていただく器のためにコミュニティを作り、「エコシステム万歳」とばかりにJAWS-UGを立ち上げるにいたりました。

次にJAWSのデザイン秘話が語られました。

JAWSは「ジョーズ」という音を大事にしたことと、ロゴとして日本がすぐに思い浮かぶ北斎の絵をモチーフにコミュニティの方に作成していただいて、結果としてアメリカでもかなり仕事がやりやすくなったそうです。

たしかにこのロゴはすばらしく、支部ロゴも様々なバリエーションができています。

JAWS-UGはツイッターをうまく活用したコミュニティの一つなのは自他共に認めるところです。そんな小島さんがツイッターを活用したのは、どうやってリーチするのか考えたところ、東京以外の方ともうまくコミュニケーションできることとが気にいったからだそうです。そして、ハッシュタグでゆるくコミュニュケーションすることが当時の状況に合致したことがさらに幸いだったという分析でした。

小島さんは、JAWS-UGで人生が変わった人にも話がすすみます。私もその一人ですが、「一歩ふみだすきっかけとしてJAWSにきていただければ」とのことでした。

今JAWSみたいな団体を立ち上げるとしたら何をつかいますか?という質問に対しては、「これはシークレットです!」ということで、小島さんのしかける次の手に注目していきたいと思います。

2013年4月10日水曜日

インフラエンジニアのキャリアとして大手ベンダーから始めるのも悪くない

私は、AWSで提供しているサービスは間違いなくインフラの中核技術であること、今後もAWSはインフラの中核技術を出し続けるであろうことを確信しています。AWSというのを「クラウド事業者」「大規模事業者」などなどに置き換えてもいいでしょう。しかし、それらの今うまくいっているプレイヤーに「乗っかる」戦略もそんなに悪いものではないと思っています。

Open database life: インフラエンジニアのキャリアとクラウドについて

ではこれからLinuxなりMySQLなりのスペシャリストになりたいという人(新卒/中途問わず)はどういう会社を目指すのが良いのでしょうか。私は本家ベンダー(RedHatなりOracleなり)や大手サービス事業者(FacebookなりDeNAなり)が良いと思っていますが、一点「クラウド上で主力サービスを展開している事業者」はやめた方が良いと考えています。

Linuxなり、MySQLなりという点では松信さんの見解に同意します。一方で、そんな今の主流だけを見ているのでは技術に使われるエンジニアのままじゃないかとも思っています。

「クラウド上で」というところがポイントになっていて、最後のセンテンスにあるように「それを目指すなら、Amazonに行くのが一番手っ取り早い」と書かれるのもよくわかります。

一方で、技術はLinuxやMySQLなりだけではないこともまた事実です。AWSはハード・ソフトの面でインフラ技術を磨ける場所であることはまちがいありません。しかし、AWSは万人に使われる中核サービスのための組織です。

こういってはなんですが、ニッチな中で磨かれる技術もあります。むしろ、大多数の技術は黎明期にはニッチでしょう。それがいつのまにか追いつき追い越される日常の業界なので、現時点での広く要求される技術にすぎないかもしれないこともまた、忘れてはならない視点だと思っています。持てる資源には限りがありますし、AWSにない領域に集中させるために、クラウド上のサービスを使うのも必要な戦略です。この集中というのが曲者で、インフラ技術者としてワクワクするような領域への集中なのかどうかが鍵だとは思います。

一個人のキャリアという点では、そこの見極めをどう「入社前に行うか」が難しく、時間という個人の最大の資源を消費しているのですが、その目が全く育っていない新卒ならば、本家の大手ベンダーからキャリアをはじめてみるのも悪くない選択だと思います。