2011年6月28日火曜日

チームプレイのすばらしさを実感している

1月に転職し、昔からAWSを日本でつかっている人なら知っているL氏から日本向けのインスタンス増加等のリミット解除リクエスト処理の仕事をひきついだのが1月20日ころ。とあるJAWSにもいる社長様にtweetされたこともありました。

2月に私と同じ職の @shot6 が入社してきて、しばらくたってからは私と2人でその作業をやってきました。

そもそもこの仕事はL氏から引きついだとおり、営業担当者の仕事なのです。
3月から営業がはいってきて、今月になってからも充実してきました。ということで先週末に営業担当者に仕事をひきつぐことになりました。

その結果、
  • 私は劇的に楽になり、
  • 営業担当者は成長してる顧客を実感できるようになり、
  • お客様はより密な対応をうけられるようになりました。
そんなわけでAWSはチームプレイで仕事ができるようになってきました!

もうすこししたら、きっと私と @shot6 はもっと技術にふった仕事ができるようになる。。でしょう。そうでなければいかーん。

2011年6月25日土曜日

プライベートクラウド定義いろいろ。

そもそもcloudだけで、public cloudという言葉がないところに、private cloudという言葉が発明された。その経緯をかんがえると、private cloudの正確な定義がないのはおかしな気もする。各社が定義がきまる前にわれ先にと使いはじめて定義なんてものが亡きものになったというのが本当のとこだろう。
  • 1) シングル(グループ企業などもok)テナント。
  • 2) インターネットをつかわない接続ができる。
  • 3) ユーザの要求にしたがったカスタマイズ。
これらのいずれかであれば、プライベートクラウドだと主張する例がみうけられるらしいという弁理士のおことばをいただいた。とくにこの3)があればokとなると異様に広いことがわかる。

ではこの定義を見て、現在のAWSがどうなっているかを考えてみる。

1)のとしては、Dedicated Instancesがある。

2)は。。えーなにそれ、という考えもあるが、Import/Export serviceがある。

3)については プレミアムサポートのプラチナに加入していただくと、わりと柔軟にはなります。とはいえ、できないものはできませんが。。

とにかく私がおどろいたのは、3)の「カスタマイズがはいるものはプライベートクラウド」だという定義が弁理士で広くシェアされているらしいという話でした。

2011年6月13日月曜日

HTTP(S)しか使えない世界におけるAWS

昨日のつづき。

EC2はSSHやRDP無しには事実上セットアップできない。一方でHTTP(S)だけでどこまでAWSを使えるか考えてみると、おどろくほど広いことがわかる。

はやいはなし、APIは全部HTTPSでできる。Management ConsoleもHTTPSで使うもの。そう考えると、なんと使えないサービスはEC2とRDSだけ!

とはいえ、HTTP(S)しか使えない環境でのメインサービスはS3だろう。S3なら簡単に使えるクライアントも沢山ある。WindowsならCloudBerryMacならCyberduckを使えばCloudFrontまでもまとめて面倒みれておすすめ。

2011年6月12日日曜日

EC2はHTTPだけでは利用できない世界

最近はだいぶ減ってきたと思うのだけど、会社からインターネットを使う(w 時にはHTTPしかダメなところもまだあるだろう。Websenseをホワイトリストだけで運用してたりするところもあるかもしれない。

AWSというかEC2をそんな環境で使えるかどうか、と聞かれれば「可能だが、何もできませんよ」とそういう質問をしてきた人には答えざるを得ない。多くの場合はEC2は中に何がはいったサービスというわけではないから。

もちろん以下のような人は「そんな事」を聞いてこないと確信している。
  • CloudFormationでWordpressあげるからok
  • SugarCRMをBitNamiのAMIであげるからok
  • user-dataでsshを443番であげてつなぐからok
RDPやsshすらダメーな会社でどうやってsetupすんのかと考えると、EC2の上でつくられたPaaSやSaaSで間接的に使っていただくのがきわめて固い情シスのいる会社への浸透方法なんだろう。