2013年春、東京ビッグサイトへ集結せよ!という掛け声で、3月の15日、16日の二日間アマゾンウェブサービスのユーザグループであるJAWS-US (Japan AWS User Group)が全国から一同に会してユーザカンファレンスを行いました。当日のタイムスケジュール、資料、動画はこちらから参照できます。
荒木が進行した「荒木の部屋・AWSサポート出張所(松井の部屋)」についてはUstream中継の記録がいつでもご覧いただけます。本記事はそこでの会話内容、プレゼンテーション内容を元にしています。一連の記事はこちらで順次追加公開していきます。
JAWSには欠かせないNo.1プレゼンター、サーバーワークスの大石さんです(Youtube)。
「国産クラウドとAWSの違い はなんでしょう?」という問いかけからはじまりました。
それは、ゼロ戦や戦艦大和のように、歴史的に見て日本は「一点豪華主義」ではないか?という仮説です。
大戦のとき、日本は、細かな点へのこだわりゆえに、単体の性能は高いが、大量生産と運用に向かないシステムを作った。一方で米国は、開発者を空母に乗せて現場でもんで勝てるシステムを作っていたそうです。これはクラウドでも同じことが言えるのではないか?という話でした。
実際に、日赤の義援金システムではAWSの持つ多くのEC2以外のコンポーネントを使うことで、セットアップや運用のコストを減らしたそうです。
単体性能で競うのではなく、システムで勝負しなければ意味が無いことを忘れず、AWSを使いこなそうという大石さんからのメッセージでした。
プレゼンは大好評の2013デブサミでの発表の抜粋になっていました。
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